誰が正解? 考えさせられる映画パンドラム
凄腕のボウガン使いダリルを演じたノーマン・リーダスがSF作品に出演していたことをみなさんは知っていますでしょうか?
今回は、誰が正解で何が間違っているのかを深く考えさせられる映画”パンドラム”を紹介したいと思います。
ノーマン・リーダスのファンの方も、そうではない方もこの映画には色々と考えさせられるのでオススメですよ!
とはいえ、ちょっとB級チックなのはご愛嬌。
それにしてもここ近年有名になってきたとはいえ、ノーマン・リーダスはどの作品でも男前ですね。
あのワイルドな外見はどうやったら手に入れられるのか……日本人には無理なのでしょうか……?
パンドラムのあらすじ
パンドラムのあらすじから紹介したいと思います。
西暦2174年。地球滅亡寸前の世界で、タニスという地球と同環境の惑星への移住計画を実行します。
選ばれし人間のみが搭乗することの出来る宇宙船エリジウム。
タニスへの道中、突然冷凍睡眠から目を覚ました二人の宇宙飛行士は長期間に渡る冷凍睡眠による記憶障害により
自分たちが何者で、どうして船内にいるのかもよくわからない状態になっていた。
そういった状況の中で二人は、船内を捜索している間に、何者かが船内に潜んでいることに気がつき……。
一隻の宇宙船、そして6万人という乗客。
“パンドラム”という精神疾患。
SFとサスペンスが融合したような作品に、ハラハラはとまりません。
そして船内に潜む謎のモンスターの正体とは……。
様々な要素が練りこまれたこの作品は、アクションが好きな人でも、SFが好きな人でも、サスペンスがすきな人でも楽しめると思うんですよね。
そしてなによりも深く考えさせられる作品なのです。
ネタバレになるのを避けるため、詳しくはいえないのですが誰が正解なのか。という点において釈然としない感じがします。
すっきりしない映画になってしまうのですが、それでもアクションとサスペンス
SF要素にスリル満点の構成は本当に感嘆のため息がつくほど。
ちなみに肝心のノーマン・リーダスはシェパードという役なのですが、結構あっさり退場します。
もう少し活躍が観たかったのですが……それでもかなりインパクトのあるシーンがありますので!
パンドラムという精神疾患
作中で出てくるパンドラムという精神疾患なのですが、映画の中のオリジナルの病気なんです。
これがまた怖い病気でして、簡潔に説明すると記憶障害および過激な妄想と思い込みによる疾患、といったところです。
記憶喪失は長期間の冷凍睡眠によるもので起こるのですが、それ以上に恐ろしいのが妄想の思い込み。
この思い込みがとんでもない悲劇を招く、という感じですね。
パンドラム、映画のタイトルになっているだけ、かなり重要なワードになります。
あと良い意味で期待を裏切ってくれますよ。
SF作品はちょっと苦手という方でも、比較的に見やすい作品だとおもいますよ。
それにしても、ノーマン・リーダスのシーンは結構衝撃的でしたね……。
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